パリ五輪パリ五輪の最終日に行われた女子マラソンで、最下位のランナーが生んだ光景が感動を呼んでいる。1位から遅れること1時間30分4秒。諦めずに完走したブータンの選手が「人々の心を勝ち獲った」と海外メディアから称賛されている。絶対に諦めない。その気持ちで42.195キロを完走した。11日に行われたレース終盤。歩いていたのはキンツァン・ラモ(ブータン)だ。水を被り、今にも止まってしまいそう。沿道の観客が次々と