初代FZ400の根強い人気とピュアレーシーなFZR400Rが目指した着地点 全日本ロードレースのF3覇権争いなど、熱を帯びていた400ccレーサーレプリカも、1990年あたりを境に勢いを失いはじめていた。しかし各メーカーの開発競争は、ピークを過ぎても進化の度合いが鈍ることはなく、むしろそれまで抑えていた面も含め、ありったけを注ぎ込むほど。 その典型でもあったのが