こちらは「うさぎ座(兎座)」の方向約1億3000万光年先の渦巻銀河「IC 438」です。明るい中心部分やそこから広がっていく青い渦巻腕(渦状腕)の様子が詳細に捉えられています。針状の光を伴う中央右上の明るい天体は天の川銀河の恒星(約4600光年先)なのですが、渦巻腕の1本がまるでこの星を包み込もうとしているかのように伸びているのが印象的です。【▲ ハッブル宇宙望遠鏡で撮影された渦巻銀河「IC 438」(Credit: ESA/Hubbl