Jリーグ初代チェアマン・川淵三郎が自著の中で「大きなトラウマ」と書く、1999年の横浜マリノスとの合併による横浜フリューゲルスの消滅。だが当時、ほかにも多くのクラブが赤字経営で危機に瀕していたという。それから約四半世紀、今まで公には詳細を明かしてこなかった、各クラブの存続に奔走した「綱渡り」の日々を川淵が語る。(本文中の名称、役職、所属は当時のものです)【写真】90分間語り続けた初代チェアマン***