ビジネスにおいて日本が世界をリードした20世紀。その状況は21世紀に入り、大きく変化している。GDPを見ても、先進国でも有数の高成長から低成長に様変わりし、いまだにその長いトンネルから抜けられないでいる。この背景には「みな一斉に同じことをする」「ルールを厳格に守る」「すでにあるものの完成度を上げるのが得意」といった前時代には日本の強みだった特徴が、そのまま現在は弱みに変わってしまったことが指摘されている