カルトを信じてしまう人には、どんな特徴があるのか。かつて新宗教団体で熱心に活動をした経験があり、現在はカルトの脱会支援にも取り組んでいる玄照寺(真宗大谷派)の住職・瓜生崇さんは「入信者とそうでない人の間に明確な違いを見つけることは難しい。正しく生きたいと考える真面目な人なら、誰でも危険性がある」という――。※本稿は、瓜生崇『なぜ人はカルトに惹かれるのか――脱会支援の現場から』(法蔵館)の一部を再編