※この記事は2021年10月25日にBLOGOSで公開されたものです 哲学者・東浩紀。平成を代表する論客として、インターネットを駆使しながら日本文化や社会を論じてきた同氏が、批評誌『ゲンロン』を出版する株式会社ゲンロンを立ち上げてから10年あまりが過ぎた。東氏は、保守とリベラルという対立関係がSNSによって激化する現在の言論のあり方をどう見ているのだろうか。批評誌『ゲンロン12』で発表された「訂正可能性の哲学」