政治について、筆者は無党派層です。そんな筆者でも、9月の自民党総裁選から10月の衆議院選挙は、なにか面白い変化が起こるのではないかと期待したのですが、残念ながら大山鳴動してねずみ一匹という印象でした。結局、ラディカルな改革派として活躍してきた河野太郎氏は総裁選に敗れて、リベラルでありながらも安倍元首相の意向を忖度しがちな岸田文雄氏が自民党総裁となりました。立憲民主党と日本共産党の歴史的な妥協ともいう