金正恩党委員長が、農業改革の一環として試験的に導入した圃田担当制。農場の土地を家族に貸し与え、家族単位で畑の世話をして、得た収穫の一部を農場に納めれば、残りは自由に処分できるというもので、働こうが働くまいが収入が変わらない従来の集団農業とは異なる、農民の生産意欲を高めるインセンティブ制度だ。中国で1980年代に導入された責任生産制(請負制)との類似が指摘されている。成功する事例がある一方で、現実に合わ