物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ0.5%減となったことが、厚生労働省が発表した6月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。6月の一人当たりの平均現金給与総額は45万1918円で、前年同月比が0.4%増となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は増減なしの26万6089円で、所定内給与は0.1%増の24万6354円、所定外給与は0.2%減の1万9735円。特別に支払われた給与は、0.9%増の18万582