中央最低賃金審議会の小委員会は、全国最低賃金の引き上げ額の平均を27円と、1978年に目安制度が始まって以降の最高額とする方針を決定した。全都道府県で20円を超える目安額となっており、引上げ率に換算すると3.09%(前年度3.07%)となっている。引き上げ額の目安は、各都道府県を経済実態に応じてABCDの4ランクに分けて示されており、Aランクは28円、Bランクは27円、Cランクは26円、Dランクは26円となっている。この目