物価変動の影響を除いた実質賃金は前年同月と比べ1.0%減となったことが、厚生労働省が発表した5月の勤労統計調査(速報、事業所規模5人以上)で分かった。5月の一人当たりの平均現金給与総額は27万5597円で、前年同月比が0.2%減となった。現金給与総額のうち、きまって支給する給与は0.4%減の26万2861円で、所定内給与は0.6%減の24万3208円、所定外給与は0.8%増の1万9653円。特別に支払われた給与は、2.5%増の1万2736