2月13日に開催されるドルトムント対マインツの一戦は、香川真司と岡崎慎司という2人の「シンジ対決」としてドイツ国内でも注目された。試合を前にマインツの公式Facebookページは、対戦相手となる香川選手へのインタビュー記事を公開している。

「今季のドルトムントの不振の原因は？」という短刀直入な質問に対し、香川選手は「明確な理由があるならすでに解決していると思う。様々な原因が挙げられるが、昨年夏に過去最多の負傷者が出たこと、複雑に細分化された準備期間、シーズン序盤の低調などが重なった」と分析した。そして「（前節で）フライブルクに3-0で勝利したことやマルコ・ロイスの契約延長が残留争いのきっかけになってくれれば」とコメントしている。

また、岡崎選手がブンデスリーガの日本人選手における最多得点記録を破ったことについて、「彼の記録は破りたいが、今は残留することが大事」と現在のチーム状況を見据えた。

自身の今季パフォーマンスに関しては「もっと良くなると思う」「チームを助けたいし、できると確信している」と語り、今回のシンジ対決について「戦い・情熱・勝利」とシンプルにコメントした。

試合はドルトムントが4-2で勝利している。