ナイキがプロ・アスリートの遠征を想定した専用飛行機を制作。その豪華かつ機能性に優れたデザインが話題となっている。

スポーツ選手が最高のパフォーマンスを維持しつつ長期の移動が可能になるという、通称“アスリート・プレイン”は、ナイキの依頼で著名なデザイン会社「ティーグ」がデザインしたもの。

近未来的なデザインが目を引く豪華な内装は完全防音で、各部屋はフルフラットシートを完備し、筋肉痛を緩和する装置も。さらに飛行中はアスリートの回復や血行などの細かい健康状態のチェックから睡眠の管理まで可能だという。

■宇宙船を思わせるモダンな内装


■フルフラットのシート


■マッサージルームのような施設も完備


■ホテルのリビングのようなくつろぎの空間も


まだ試作段階だというこのアスリート専用飛行機だが、例えばヨーロッパのクラブに所属するブラジル代表選手の場合、代表ゲームに参加するために約1万キロもの距離を移動しなければならない。そんな過酷な現状に各国のクラブも頭を悩ませているが、実際に代表チームへの合流後に著しくパフォーマンスの質を落とす選手が多いそうだ。

今後、選手たちのコンディション管理に熱心なヨーロッパのサッカークラブなどが、こういった飛行機を積極的に利用することになるかもしれない。

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