ソチ五輪フィギュアスケート女子金メダリストのアデリナ・ソトニコワロシア)が31日、来シーズンは難易度の高い4回転ジャンプに挑むことを明らかにした。複数の韓国メディアが報じた。

 ソトニコワロシアのサンクトペテルブルクで開かれたアイスショーの後、記者会見を開き、来シーズンに向け準備しているプログラムには、3回転-3回転コンビネーションジャンプが2つ入っていることを明かした。

 さらに「4回転トーループも学びたい」と話し、「すぐに成功させるのは難しいが、常に優勝するためにはもっと高い技術が必要だ」と意欲を示した。

 4回転ジャンプは、ソチ五輪フィギュアスケート男子金メダリストの羽生結弦をはじめ、何人かの男子選手が成功させているが、女子選手にとっては難易度が高いとされる。女子シングルでは、安藤美姫が2002年のジュニアグランプリで初めて4回転サルコウを決めている。

 ソトニコワは埼玉で行われた世界選手権は「レベルが非常に高かった。多くの選手がシーズン最高の演技を見せた」と述べ、「浅田真央はショートプログラムとフリーでトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)をミスなく演じた」と評価した。(編集担当:新川悠)(写真は「CNSPHOTO」提供)