ネットサーフィン、考え事、毎日にひそむムダ時間
仕事や家事、雑用などで私たちの毎日はどんどん過ぎていきます。
自由時間がほとんど取れず「1日がもう3時間くらい長かったらいいのにな」などと思ったことがある人は多いはず。
でも、考えてみてください。あなたには本当に自由な時間を作る余地がないのでしょうか。
『あなたの1日を3時間増やす「超整理術」』(角川学芸出版/刊)の著者、高嶋美里さんは、「1日の中に空白の時間が一人平均5時間ある」といい、本書の中でスケジュールや作業を「整理」することによって、忙しいと思い込んでいる毎日にゆとりを持たせる方法を教えてくれています。
■起きてから寝るまでを書き出してみよう
時間を作りたければ、普段自分が「どんなことに」「どれだけ」時間を使っているかを把握することが欠かせません。
ということで、まずは自分の1日の動きを書きだすところから始めましょう。ただし「10時〜11時:会議」「12時〜12時半:ランチ」というような大ざっぱな書き方はNG。なぜなら、普段からそんなにきっかりと動いている人などいないからです。
埋まっていると思っていた1日から無駄な時間を見つけようというのですから、できるだけ細かく、「9時04分〜9時17分:出社してパソコンの電源を入れ、メールチェック」というように、分刻みで実態に則した時間の使い方を書きだしていきましょう。
慣れないとかなり面倒な作業ではありますが、一週間ほど続けてみると自分がどの作業にどれだけ時間をかけているかがわかるはずです。
■空白の時間はこんなにある!
自分の時間の使い方が見えてくると、同時に生活の中にひそむ「ムダ」もわかってきます。たとえば、調べ物をするためにインターネットを見ていたのに、いつの間にか関連リンクをたどってネットサーフィンをしていたり、考え事をしていたつもりがいつしかボーッとしてるだけになっていたりしませんか?
このように、仕事の中の作業でも、実際に仕事に結びついていない時間はかなりあるものなのです。
高嶋さんは、こんな「空白の時間」が一人平均5時間くらいあるといいます。これらの時間をきちんと仕事に充てたり、時間を短縮させたりすれば、もっとずっと早く仕事を終えられますよね。
■日常のすべての作業を加速する
仕事以外の、日常生活のあらゆる動作をスピードアップすることも、今でキツキツだった一日の時間割をスマートにして、余白を作るために効果的です。
単純作業ならストップウォッチで時間を測りながらできるだけ早く終えられるようにトライしてみたり、普段より早足で歩いてみたり、より効率的な仕事の段取りを考えてみるなど、工夫次第でかなりの時間を節約することができます。
今回は時間の使い方について取り上げましたが、本書には生活習慣や仕事の進め方、情報の扱い方などについての整理術が詳しく解説されています。
仕事や雑用に追いまくられるだけの人生は味気ないもの。「職場と家を往復するだけの生活にうんざり」という人は本書のノウハウを参考に、自分の1日を整理してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)
自由時間がほとんど取れず「1日がもう3時間くらい長かったらいいのにな」などと思ったことがある人は多いはず。
でも、考えてみてください。あなたには本当に自由な時間を作る余地がないのでしょうか。
『あなたの1日を3時間増やす「超整理術」』(角川学芸出版/刊)の著者、高嶋美里さんは、「1日の中に空白の時間が一人平均5時間ある」といい、本書の中でスケジュールや作業を「整理」することによって、忙しいと思い込んでいる毎日にゆとりを持たせる方法を教えてくれています。
時間を作りたければ、普段自分が「どんなことに」「どれだけ」時間を使っているかを把握することが欠かせません。
ということで、まずは自分の1日の動きを書きだすところから始めましょう。ただし「10時〜11時:会議」「12時〜12時半:ランチ」というような大ざっぱな書き方はNG。なぜなら、普段からそんなにきっかりと動いている人などいないからです。
埋まっていると思っていた1日から無駄な時間を見つけようというのですから、できるだけ細かく、「9時04分〜9時17分:出社してパソコンの電源を入れ、メールチェック」というように、分刻みで実態に則した時間の使い方を書きだしていきましょう。
慣れないとかなり面倒な作業ではありますが、一週間ほど続けてみると自分がどの作業にどれだけ時間をかけているかがわかるはずです。
■空白の時間はこんなにある!
自分の時間の使い方が見えてくると、同時に生活の中にひそむ「ムダ」もわかってきます。たとえば、調べ物をするためにインターネットを見ていたのに、いつの間にか関連リンクをたどってネットサーフィンをしていたり、考え事をしていたつもりがいつしかボーッとしてるだけになっていたりしませんか?
このように、仕事の中の作業でも、実際に仕事に結びついていない時間はかなりあるものなのです。
高嶋さんは、こんな「空白の時間」が一人平均5時間くらいあるといいます。これらの時間をきちんと仕事に充てたり、時間を短縮させたりすれば、もっとずっと早く仕事を終えられますよね。
■日常のすべての作業を加速する
仕事以外の、日常生活のあらゆる動作をスピードアップすることも、今でキツキツだった一日の時間割をスマートにして、余白を作るために効果的です。
単純作業ならストップウォッチで時間を測りながらできるだけ早く終えられるようにトライしてみたり、普段より早足で歩いてみたり、より効率的な仕事の段取りを考えてみるなど、工夫次第でかなりの時間を節約することができます。
今回は時間の使い方について取り上げましたが、本書には生活習慣や仕事の進め方、情報の扱い方などについての整理術が詳しく解説されています。
仕事や雑用に追いまくられるだけの人生は味気ないもの。「職場と家を往復するだけの生活にうんざり」という人は本書のノウハウを参考に、自分の1日を整理してみてはいかがでしょうか。
(新刊JP編集部)