ある番組で中高生が“一度会いたいお笑い芸人は?”というアンケートを実施したところ、第3位にスギちゃんがランクインした。このことをブログのコメント欄で知ったスギちゃんは、その場で奇声を発したほど嬉しかったようだ。

それは8月2日放送の『ヒルナンデス!』(日本テレビ系)の人気コーナー“超限定マーケティング”で発表された、「中高生が一度会いたいお笑い芸人TOP10」。自分たちと年齢が近い流行の若い芸人に人気が集まると思われたが、意外な結果になったのだ。

10代には人気があるだろうと番組出演者から名前が出たのはCOWCOWやピース、パンサーなどのお笑いコンビだったが、実際は20位以内にも入っていない。逆に小島よしお(32)の9位が発表されると、スタジオから「何で?」と驚きの声があがった。今の中高生が小学生時代に、小島の“そんなの関係ねぇ!”が大人気だった。まだまだ彼らの心を掴んでいるのだ。

そして冠番組を何本も抱えるダウンタウンやタカアンドトシ、今年大ブレイクしたキンタロー。らを抑えて、第3位に輝いたのがスギちゃん明石家さんま有吉弘行に続いての3位である。

このことをブログ読者からのコメントで知ったスギちゃんは、本当に心から喜んでいた。すぐさま『ヒルナンデス!』の放送中にブログ『スギちゃんのワイルド日記』を更新、「久しぶりに歓喜の声をあげてしまったぜぇ」、「奇声を発したぜぇ」と大興奮している。最近“スギちゃんは消えた”という話題が、ネット上ばかりかテレビのバラエティ番組でもネタにされることが多く、今回は久しぶりの朗報だったと言える。

中高生は流行りに飛びつくことも多いだろうが、意外にシビアな目を持っている。今回のアンケートでは、江頭2:50が10位に入った。ゴールデンタイムで頻繁には見かけない江頭が選ばれたのは、彼の芸風だけでなく生き様が魅力的に映ったのではないだろうか。

今年6月に「何ひとつ、結果が出ない日々が続いてるぜぇ…消えるのも仕方ないなって感じだぜぇ…何の意見も聞きたくないぜぇ」と、ブログで自暴自棄になってしまったスギちゃん。しかし今回のアンケート結果を原動力として、スギちゃんには前向きに頑張ってもらいたい。
(TechinsightJapan編集部 みやび)