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ヤフーは7月22日、第23回参議院選挙の各候補者が持つTwitterアカウントの活用度合いや盛り上がりを分析した調査結果を発表した。調査には同社のSNSコンテンツ検索サービス「リアルタイム検索」が利用されている。

Twitter上で影響力が測れる1つの指標として「フォロワー数」がある。1位はダントツの約38万フォロワーを獲得した新党大地 田宮 嘉一氏だが、残念ながら落選となった。2位は元俳優の山本 太郎氏で約20万フォロワー、3位は自民党の山本 一太氏で約14万フォロワーと続く。フォロワー数上位20位のうち、当選した議員は11名だった。

一方で、選挙期間中における候補者アカウントの「つぶやき数ランキング」では、当落結果がさらに厳しいものとなった。最も多く呟いた候補者は、フォロワー数1位でもある田宮 嘉一氏で1341件となり、2位の樽井 良和氏、3位の富山 泰庸氏までつぶやき数が1000件を超えた。しかし、つぶやき数トップ20のうち、上位3名を含む18人が落選しており、露出を増やすことが必ずしも良い結果に繋がるとは限らないようだ。

また、つぶやきの内容に注目が集まると拡散に使われやすいリツイートの「被リツイート数ランキング」では、1位となった緑の党 三宅 洋平氏が5万2549回のリツイートを受けた。しかし、2位の"ヒゲの隊長"の名で親しまれている佐藤 正久氏が3万3417回で当選しているのに対して、三宅氏は落選しているため、つぶやき内容も選挙結果と比例するとは言い切れない部分があるように見て取れる。