今季は各チームとも高卒ルーキーが目覚ましいデビューを果たしている。ソフトバンク武田、楽天釜田、中日高橋、DeNA高城・・・。大卒社会人選手も1年目からの活躍が目立つ。どのチームも新旧交代の時期なのか。

DeNAの高城など捕手でありながら高卒で使われている。大したものだ。谷繁のような素質ある捕手なのもあるだろうが、他の捕手がよっぽど頼りないのもあるのかもしれない。

さて、期待の高卒ルーキー歳内がいよいよデビュー。久々にゲーム前からワクワク。初球を東出に痛打され初回からピンチを迎える。見ているほうが緊張してドキドキしてしまう。親御さんも観戦、きっと本人よりも緊張感はマックス。


無死一塁から菊池をフォークで空振り三振、満塁のピンチでは5番丸に粘られるも、フルカウントから四球を出さず捕邪飛。プリンス堂林も遊ゴロで初回ゼロ。大したもんだ。

二年前の秋山、この時は敵地でありながら秋山もいい投球をした。この時も祈るような気持ちで見ていた。高卒一年目ではなかったが、井川の初登板もハラハラして見ていた。井川は初登板が確か広島戦で金本に強烈なセンター返しでプロの洗礼を浴びた。鶴は千葉マリンで滅多打ちにされた。

それぞれ初登板は一生に一度。タイガースの高卒ルーキーがプロ初登板で初勝利したことは未だないそうだ。


前田健太に勝って初勝利なら大きな自信になると思って期待がかかったが、5回を1失点で抑えるも初勝利はお預けだった。残念。　味方に足を引っ張られ、援護点もないながらもよく踏ん張った。堂々たる上々のデビューだ。

183?で投手らしい体格、下半身強化で球速はもっと伸びるだろう。伝家の宝刀として高校から投げているスプリットの精度が増せば来季からローテ入りに大きな期待がかかる。マウンドさばきも実に落ち着いている。次回の先発、そして来季以降の更なる飛躍に期待しよう。

一つ気になったことがある。おっサンテレビで観戦していたが、今日のベンチレポートをしていた某A局のKアナウンサー、タイガースのベンチレポートを伝える際に、

「今日の相手はマエケンなので・・・」　

アナウンサーは適切に言葉を使わないと。解説者が言うのはさほど気にはならないが、言葉の使い方のプロが選手をニックネームで言うのはアカンでしょ。番組内容によってはいいのかもしれないが、リアルの野球中継の中で使うのは大変聞き苦しいしおかしいと思う。

野球中継はバラエティではない。


さぁ今日はどうなるか・・・。
勝ち負けはどうでもいいんだが(^^ゞ