日本サッカー協会は27日、10月12日(日本時間翌13日)にフランス代表と対戦することを発表した。日本代表の海外遠征の一環となる。フランスとの対戦は、2003年6月20日にサンテティエンヌ(フランス)で行なわれたコンフェデレーションズカップ以来のこと。

 2003年当時、ジーコ監督率いる日本は中田英寿、遠藤保仁、中村俊輔らが出場。中村がGKバルテズの頭上を超えて曲がり落ちる鮮烈なFKを決めるなど、見るものにインパクトを残した。しかし同国との対戦成績は5戦して日本の1分4敗と、未だに勝利がない。

 フランスは、日本戦の4日後にワールドカップ予選のスペイン戦を控えている。このことから、ネット上では「仮想スペインならかなり光栄」「最高のコンディションの相手と戦えるのか」「しかもアウェーってのが燃えるな」「0-5の借りを返してやる」(※日本は2001年3月24日の親善試合で、フランスに0-5で大敗)といったファンの声が並んでいる。

 なお、同国のディジョンに所属する松井大輔にとっては選出のチャンスだが、左足首の負傷により長期離脱した影響でチーム構想から外れている。この状況が続く限り、フランス戦に参加できるかは不透明といえそうだ。

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