どうやら、香川真司にも「エアオファー」が届いていたようだ。

 22日に複数の海外メディアが報じたところによると、ボルシア・ドルトムント(ドイツ)に所属する香川は、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド)やACミラン(イタリア)へ移籍するという報道について「すべて根拠のないうわさ」と否定。ドルトムントへの愛着を強調し、今後も同チームでプレーする意向を示した。

 先日、香川自身がバルセロナでプレーする夢について語ったことを紹介したが、こうしたコメントを見るかぎり、現時点で香川はチームでのプレーに集中したい様子が伺える。

 その言葉を裏付けるかのように、香川は22日のハンブルガーSV戦で躍動。前半16分に絶妙のパスを送って先制点をアシストするなど、5-1の快勝に大きく貢献した。

 移籍報道に振り回され続けた選手といえば、最近では本田圭佑が「エアオファー」(オファーがないのにあるように報じる記事を揶揄するネットスラング)を受け続けていた。本田はここに来てラツィオ移籍が具体化しつつあるようだが、香川はそうした喧騒に巻き込まれたくないのだろう。少なくとも今冬の移籍市場において、香川への動きはなさそうだ。


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