「あれで全てが狂った」「誰も信用してない」 中日元監督・落合氏が仰天発言連発!?
「あれで全てが狂った」「ピッチャーのことは触ったこともない」「誰も信用してない」など、とにかく衝撃的な言葉が相次ぎ飛び出した中日ドラゴンズ元監督・落合博満氏のインタビュー。日本テレビ「Going! Sports&News」では、野球解説者の江川卓氏が聞き手となり、その模様は二夜(17日、18日)に渡って放送された。
初回放送分では、「来年ユニフォーム着るってなったら、ここまでは喋らない」とまでいい、知られざるエピソードを明かした落合氏だったが、後編の放送は、これを上回るといっていい更に驚くべき内容となった。以下にインタビューの要約を掲載する。
江川:今年は日本一になれると思っていた?思っていなかった?今なら喋れますか?
落合:なれると思っていた。
江川:思っていた?異議あり。
落合:なんで?
江川:僕はね、勝手な思い込みですよ。落合さんの野球は非常にノーマルな野球をやられる方なんで勝てると踏んだのだったら第一戦は吉見(一起が先発)じゃないかと。
<※ソフトバンクと対戦した日本シリーズ初戦、中日の先発は、最多勝投手の吉見ではなくチェン・ウェインだった>
落合:いや、それがね、(日本シリーズが)第7戦までいったらダメだと思ってたの。
江川:僕、逆ですよ。第7戦までなんとかもっていったら勝てると思ってらっしゃるのかと。
落合:第6戦目までなの、勝つなら。あくまでもクライマックスシリーズの最後の一戦(第5戦)が余分だった。
<※ヤクルトと対戦したクライマックスシリーズは、初戦(11月2日)に吉見が先発して勝利を挙げるも、第5戦(11月6日)には中3日で吉見が再び先発している>
落合:吉見、中3日だったでしょ。あれで全てが狂った。疲れ抜けんのかなって。最終的に吉見が無理だっていうことで、無理だったらチェンでいこうって決めたんだと思うけどね。ヤクルト戦で3勝2敗になった時(中日には1勝のアドバンテージ)に、ゲームが2つできるわけだ。やる方にしてみればチャンスは2度作っておかなければいけない。万が一、そこで吉見で勝つ可能性も100%ではないと。だったら勝てる順番からいったほうがいいっていう発想なんだと思う。ピッチングコーチはね。
江川:ちょっと、すいません。「発想なんだろうと思う」ってことは・・・。
落合:俺はピッチャー決めてない。
江川:森(繁和ヘッドコーチ)さんに任せている?
落合:全て任せている。
江川:そのくらいコーチを信頼している?
落合:一切、ピッチャーのことは触ったこともない。
江川:ええぇ。その割によくマウンド行くじゃないですか?
落合:マウンドに行くのと、ローテーションと中継ぎの順番決めるのは俺の仕事じゃないもん。
江川:落合さんは、試合まで「今日、(ピッチャー)誰」って知らない?
落合:知らない。
江川:コーチを信頼しているのは分かります。森さんは絶対的信頼がおけると思います。だけど、バッターとピッチャーと兼ね合いがあるんじゃないですか?
落合:どうせ、うちが点とらないのは分かってるじゃん。
江川:すると落合さんの監督しての野球は、バッターは打てないという感覚。
落合:誰も信用してない。打てるわけないよなって。あとはピッチャー頑張れって。
江川:その中で、どうやって勝っていくかを采配するのが監督だということ?
落合:最終的に簡単だったのは、「ピッチャーは一番何を嫌がるの?」って聞いたら「ランナーをセカンドに背負うのが嫌ですね。ヒット一本で(ランナーが)帰ってきたり、エラー一個で下手したらホームにきますからね。一塁にいるときとは多少違います」っていうからさ。だったら、何が何でもセカンドまで送っちゃえって。それで、その中で5回か6回に一回帰ってくりゃ1点とれるだろうと。俺も長いこと野球やったけど、一試合に8回も9回も送りバントのサイン出す試合、経験するというか、自分でやらせると思ってなかった。でも、それをしなかったら勝てないんだろうな。
・落合氏、大いに語る「来年ユニフォーム着るってなったら、ここまでは喋らない」
初回放送分では、「来年ユニフォーム着るってなったら、ここまでは喋らない」とまでいい、知られざるエピソードを明かした落合氏だったが、後編の放送は、これを上回るといっていい更に驚くべき内容となった。以下にインタビューの要約を掲載する。
江川:今年は日本一になれると思っていた?思っていなかった?今なら喋れますか?
落合:なれると思っていた。
江川:思っていた?異議あり。
落合:なんで?
江川:僕はね、勝手な思い込みですよ。落合さんの野球は非常にノーマルな野球をやられる方なんで勝てると踏んだのだったら第一戦は吉見(一起が先発)じゃないかと。
<※ソフトバンクと対戦した日本シリーズ初戦、中日の先発は、最多勝投手の吉見ではなくチェン・ウェインだった>
落合:いや、それがね、(日本シリーズが)第7戦までいったらダメだと思ってたの。
江川:僕、逆ですよ。第7戦までなんとかもっていったら勝てると思ってらっしゃるのかと。
落合:第6戦目までなの、勝つなら。あくまでもクライマックスシリーズの最後の一戦(第5戦)が余分だった。
<※ヤクルトと対戦したクライマックスシリーズは、初戦(11月2日)に吉見が先発して勝利を挙げるも、第5戦(11月6日)には中3日で吉見が再び先発している>
落合:吉見、中3日だったでしょ。あれで全てが狂った。疲れ抜けんのかなって。最終的に吉見が無理だっていうことで、無理だったらチェンでいこうって決めたんだと思うけどね。ヤクルト戦で3勝2敗になった時(中日には1勝のアドバンテージ)に、ゲームが2つできるわけだ。やる方にしてみればチャンスは2度作っておかなければいけない。万が一、そこで吉見で勝つ可能性も100%ではないと。だったら勝てる順番からいったほうがいいっていう発想なんだと思う。ピッチングコーチはね。
江川:ちょっと、すいません。「発想なんだろうと思う」ってことは・・・。
落合:俺はピッチャー決めてない。
江川:森(繁和ヘッドコーチ)さんに任せている?
落合:全て任せている。
江川:そのくらいコーチを信頼している?
落合:一切、ピッチャーのことは触ったこともない。
江川:ええぇ。その割によくマウンド行くじゃないですか?
落合:マウンドに行くのと、ローテーションと中継ぎの順番決めるのは俺の仕事じゃないもん。
江川:落合さんは、試合まで「今日、(ピッチャー)誰」って知らない?
落合:知らない。
江川:コーチを信頼しているのは分かります。森さんは絶対的信頼がおけると思います。だけど、バッターとピッチャーと兼ね合いがあるんじゃないですか?
落合:どうせ、うちが点とらないのは分かってるじゃん。
江川:すると落合さんの監督しての野球は、バッターは打てないという感覚。
落合:誰も信用してない。打てるわけないよなって。あとはピッチャー頑張れって。
江川:その中で、どうやって勝っていくかを采配するのが監督だということ?
落合:最終的に簡単だったのは、「ピッチャーは一番何を嫌がるの?」って聞いたら「ランナーをセカンドに背負うのが嫌ですね。ヒット一本で(ランナーが)帰ってきたり、エラー一個で下手したらホームにきますからね。一塁にいるときとは多少違います」っていうからさ。だったら、何が何でもセカンドまで送っちゃえって。それで、その中で5回か6回に一回帰ってくりゃ1点とれるだろうと。俺も長いこと野球やったけど、一試合に8回も9回も送りバントのサイン出す試合、経験するというか、自分でやらせると思ってなかった。でも、それをしなかったら勝てないんだろうな。
・落合氏、大いに語る「来年ユニフォーム着るってなったら、ここまでは喋らない」