バスを盗んだ男、途中のバス停で乗客をちゃんと拾い運賃まで徴収

アメリカの首都ワシントンD.C.でバスが盗まれるという事件が起こりました。

バス倉庫に侵入し、さっさと乗り去ってしまったそうですが、おもしろいことに逃走途中のバス停でちゃんと乗客を拾っていったという、律儀なバス泥棒だったのです。

 

バスの運転手の制服を着たウィリアム・ジャクソン（19歳）はバス停泊所に入りこみ、そのままバスに乗って逃走していきました。

警察によると、この若者は停留所で待つ乗客を拾い、乗り込んだ客8名も全員乗車賃を支払っていったとのことです。

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しかしながらジャクソンの運転するバスは曲がり角にある大きな木にぶつかり、その後も運転し続けたことから、それを見た目撃者が通報して事件が発覚しました。

ジャクソンはバス運転手の制服に加え安全ベストまで着用しており、その後数ブロック運転したところでバスを乗り捨てて行ったとのことです。

制服を入手した経緯などの詳細はまだ不明のようですが、警察はジャクソンがバスの運転に強い興味を持っていたと伝えています。

事件を見るにつけ、バス好きが高じた末の犯行と思われますが、そこまでバスに情熱があるならば泥棒などせず、まっとうにバスの運転手を目指して欲しいものです。

Metro Bus Stolen By D.C. Teen

らばQ【バスを盗んだ男、途中のバス停で乗客をちゃんと拾い運賃まで徴収】より