――MEGさんは普段からMacを使って自分でデザインされていたり、デジタル機器に強そうなイメージがあるんですけど、携帯電話とかメールは結構する方ですか?

MEG:私「メールが味気無い」って、すごく言われるんですよねー。デコメールを未だに使いこなせていなくて。ダンサーのリウさんとイカスミくんの絵文字ができた時だけ署名設定ができたんですけど、それ以外の絵文字は何にも使えないという。やっぱり最近の若い子達とメールしているとやっぱり同じこと言われますね。一応、署名でキラキラが入っているんですけど、それを消したら味気無いって(笑)。

――外見と違って、中身は意外と男っぽい一面があるんですかね?

MEG:どうですかね?でもじっくり時間があればもっと色々できるのかも…。後で丁寧に返そうと思ってて忘れるパターンが嫌なので、とりあえず早く聞かれたことには返す、的なことになってしまうのかも。そこはちょっと気を付けたいですね(笑)。ただ、電話が掛かってくると嬉しいんですよね。

――自分からは、あまり掛けないんですか?

MEG:だって、繋がらないと嫌じゃないですかー、それで悩むのとか。そんなトラウマがあったり無かったり(笑)。

――「Telephone」や「Lies」は英詞なので、それほど気にならないかもしれませんが、人間っぽい、リアリティのある内容ですね。

MEG:ですね(笑)。よくありそうなことかもです。

――嘘にも色々あると思うんですけど、MEGさんは嘘とかどうですか?

MEG:嘘じゃなくても、惑わすようなことを言う人は嫌ですね、女子の敵に対してはチェックしてますよー(笑)。

――歌詞の内容とはちょっと違うんですけど、小さい頃MEGさんにとっての「Star」って、どんな人や存在でしたか?

MEG:あまりいなかったかもしれない。私、魔法使いになりたかったんですよね、本当に(笑)。魔女になる方法とかも、絵本なんですけど魔女になる本みたいのを家で何回も読んで、色んな薬草を混ぜて、ヒキガエルの干物を…みたいなのとかを見て、「へー!」と思ったりしてましたよ(笑)。

――PVにも若干そういう世界観が表れてますよね。

MEG:そうですか、ヒキガエルは出てませんけどね(笑)。

――初回限定盤のDVDは、どんな内容ですか?

MEG:シングルで切ってるのに、CDにhadouken!プロデュースの「FREAK」は入っていないんですよ。他の人のが入るとイメージがバラつくから、中田くんに「DVDの方にPVを入れるのも、できれば嫌だ」と言われて(笑)。でも、私が「『FREAK』はすごく好きなボーカルも録れたし、好きな歌だから、何とかしてアルバムでも聴いて欲しいんだ」と言ったら、「じゃあ、そのためにリミックスし直すよ」ということで作り直しを。それを宇川さんがディレクションしているから、私とhadouken!と中田くんと宇川さん、そしてリカちゃんという、すごく色々な要素が超ミックスされていて(笑)。その音源はDVDにだけしか入っていないので、観て欲しいなという。このアルバムの中で色々な要素があって、「この曲みたいなのがいっぱいあります」というのが無いから、バラバラの3曲を新しく録り直して入れました。

――ジャケットでMEGさんが座っているのは、椅子なんですかね?

MEG:これは椅子というか棚というか、アンティーク家具屋さんの物置みたいな所でしたね。

――今回のジャケットのテーマは?

MEG:生きものっぽさですね。前はスタジオでデジタルでパシっと撮ったりしていたんですけど、もうそういうのじゃなくて。ポージングとかカメラの光の具合とかもそうだけど、洋服の素材感とかもチュールの感じとか、フィルムで繊細な素材の違いが出るといいなと思って。