マルタン・マルジェラが私物オークションを開催 母親のワードローブも

写真拡大

 マルタン・マルジェラ(Martin Margiela)が、パーソナルアーカイヴオークションをパリで開催する。開催日時は現地時間7月9日午後2時で、会場は6月以降に発表する。これに際し、アーカイヴアイテムの展覧会も開催する。期間は現地時間7月4日から8日まで。

【画像をもっと見る】

 同オークションは、パリのモーリス オークション(MAURICE AUCTION)とロンドンのケリー テイラー オークションズ(KERRY TAYLOE AUCTIONS)の共催で実現。存命のクリエイター本人が直接オークションハウスと協業し、自身の衣服やデザインしたアーカイヴアイテムを出品するのは史上初だという。

 オークションでは、マルタンが1984年にアントワープで発表した「Canette d’Or」のデザインから、2008年に「メゾン マルタン マルジェラ(Maison Martin Margiela)」を離れ個人的プロジェクトへ移行するまでの軌跡を辿る200点以上のアーカイヴピースを出品。マルタン本人が着用していたパーソナルホワイトコートや、コットンボイルを用いたマネキンヘッドの試作、世界に3足のみ存在するグラフィティペイントを施したタビブーツ、ランウェイショーのルックを纏った3体セットのバービードールなどをラインナップする。

 このほか、マルタンの母が所有していた「エルメス(HERMÈS)」のワードローブも用意。同氏がエルメスに在籍していた期間に母に送った、ライトグレーのシルクジャージー ロングスリーブTシャツとミディアムグレーのシルク/カシミア素材によるボタンレスカーディガンのセットや、1998年にデザインされた「クロシェット」ネックレス、「Initial」バッグ、レザーシューズなどを含む約60点も出品するという。

 展覧会は「アンラッピング(開封)」がコンセプト。「アーカイヴを開封していく行為」そのものを体験として設計している。展示作品の多くは未公開であり、来場者はアーカイヴの質感や脆さ、そこに刻まれた時間や記憶と対峙するような特別な体験を味わうことができるという。

◾️オークション詳細
予約サイト:Maurice Auction website
開始時間:2026年7月9日午後2時(現地時間)

◾️展示会
期間:2026年7月4日〜7月8日
営業時間:11:00〜18:00
所在地:71 rue de la Fontaine au Roi, Paris 11th arrondissement