現実を改めて思い知らされた


妻が帰らぬ人となって2年。平穏な日常が一変したのは、よく晴れた8月の朝だった/私がシングルファザーになった日(1)

ある夏の朝、ドンッ…という大きな音で目を覚ますと、そこには意識を失った妻の姿が--。

妻のえいこさんを突然亡くし、39歳でシングルファザーとなったりゅーちゃんねるさん。この時、一人息子はまだ2歳。回復にいちるの望みを託していましたが、妻が旅立ったのは、倒れてからわずか2週間後のことでした。

受け入れがたい現実に苦悩、後悔しながらも再び前を向いて歩き出す家族の実話に、多くの人が胸を打たれたコミックエッセイ『私がシングルファザーになった日』。きっと「当たり前の日常がどれほど幸せか」に気付かされるはずです。

※本記事はりゅーちゃんねる、きむらかずよ著の書籍『私がシングルファザーになった日』から一部抜粋・編集しました。

妻の体はどんどん水分で膨らんでいった


あと2日がヤマです


それほど悲観していたわけでもなかった


感情だけ抜け落ちたようだった


きみが迎えてくれそうな気がするのは何故だろう


この水着…


交換してきて


妻がいなくなるなんてどうしても想像できない


原作=りゅーちゃんねる、漫画=きむらかずよ/『私がシングルファザーになった日』