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 ◇WBSCプレミア12 1次ラウンドB組第5戦 日本11―3ドミニカ共和国(2024年11月18日 天母)

 野球の国際大会「ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12」は18日、各地で1次ラウンドが行われ、B組首位の日本代表「侍ジャパン」は台湾の天母球場で行われた第5戦ですでに敗退が決まっているドミニカ共和国と対戦。序盤のシーソーゲームから中盤、終盤に効果的な得点を加えて今大会チーム最多の14安打11得点で無傷の5連勝を飾った。

 すでにB組首位通過を決めていた侍ジャパンだったが、スーパーラウンドへは1次ラウンド全勝で進むことになった。

 2―2で迎えた5回、連続四球で無死一、二塁のチャンスをつかみ、栗原(ソフトバンク)の中前適時打で3―2と勝ち越し。坂倉(広島)が2者連続適時打となる中前打で続くと、さらにもう1点加えてこの回一挙3点を奪い、5―2とした。

 6回にはミスが続いて1点失ったが、5―3で迎えた7回には5回からマスクをかぶって途中出場していた古賀(西武)が今大会初打席で右前適時打を放ち、6―3と再び3点リード。9回には紅林(オリックス)、佐藤都(ロッテ)、五十幡(日本ハム)に適時打が出るなど打者11人で5安打を集中して大量5点を加え、試合を決めた。

 国際試合初先発となった戸郷(巨人)は一時勝ち越しを許すなど4回5安打2失点で降板したが、その後は井上(巨人)、隅田(西武)、横山(ロッテ)、北山(日本ハム)の継投で逃げ切った。

 2019年の前回大会から連覇を目指す侍ジャパンはあす19日に台湾から帰国。21日に東京ドームで行われるスーパーラウンド初戦で米国と対戦する。

 【侍ジャパンの1次ラウンド全戦績】

11月13日 ○9―3オーストラリア(バンテリンD)

11月15日 ○6―3韓国(台北D)

11月16日 ○3―1台湾(台北D)

11月17日 ○9―6キューバ(天母)

11月18日 ○11―3ドミニカ共和国(天母)