「私が責任を取ります」ベテラン俳優の反論が痺れる!後輩のためトップに歯向かい「カッコ良かった」<ザ・トラベルナース>
優秀だがプライドの高い那須田歩(岡田将生)と物腰は柔らかいが大嘘つき(!?)な九鬼静(中井貴一)の“ナース・コンビ”が織りなすドラマ『ザ・トラベルナース』。
2年ぶりとなる続編の第5話が、11月14日(木)に放送された。
第5話では、新米ナース・中村柚子(森田望智)と先輩ナース・金谷吉子(安達祐実)が横暴な患者の前である問題を起こしてしまう。看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)は、2人を厳重注意に留めようとしたが、院長・薬師丸卓(山崎育三郎)は解雇を示唆…。
すると塔子が院長に反抗し、その姿にSNS上では称賛の声が寄せられた。
【映像】看護部長・愛川塔子(寺島しのぶ)が院長に反発!激アツの熱弁シーン
◆「あの、お言葉ですが」
第5話では、“パワハラ気質な患者”五味武久(段田安則)が西東京総合病院に入院した。
入院当初からナースたちに当たりが強かった五味だが、病状が悪化し手術適応外とされるとさらに情緒不安定となり、柚子に暴言を吐いて物を投げつけた。
とうとう堪えられなくなった柚子は、勢いで五味に「どうせあんたなんか1カ月で死ぬんだから!」と勝手に余命宣告してしまう。これを受け吉子は患者の前にもかかわらず柚子をビンタするが、塔子から一旦業務から外れるよう言われた。
この騒動を聞いた薬師丸は五味に謝罪し、塔子と2人きりになると「ナースたちの処分は、愛川部長にお任せします」と告げる。
しかし塔子が「金谷さんと中村さんには厳重注意の上、金谷さんにはすぐに現場に復帰してもらうことにします」と伝えると、薬師丸は「賢明な判断と思えませんね」と冷たく返した。
さらに薬師丸は、「命を預かる現場で冷静さを欠く人間を置いておくのは危険だと思います」と解雇を匂わせる。
これに対し塔子は、「あの、お言葉ですがナースは感情的になっても私はいいと考えています。後輩に命にかかわることを教えるとき、コンプライアンスよりも先にむしろ感情的に言葉をかけてほしいです!」と熱弁。
「患者のハラスメントに対しても、我慢ではなく怒りの声を上げてほしいんです!次に同じことがあれば、私が責任を取ります」と言い切った。
病院のトップに対して臆することなく自身の意見をぶつける塔子の姿が、SNS上で「愛川部長が院長に言い返してる」「看護部長、カッコ良かったです」と絶賛されていた。