「ライオンの隠れ家」急展開 P語る“見るべき”注目ポイント 理由は…「第6話後半で明かされます!」
俳優の柳楽優弥(34)主演のTBS金曜ドラマ「ライオンの隠れ家」(金曜後10・00 ※『ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12』中継のため変動あり)が第6話が、きょう15日に放送される。先の読めないオリジナルストーリーと、豪華キャストの演技が光る話題作。松本友香プロデューサーに、第6話の見どころを聞いた。
柳楽が演じるのは、坂東龍汰(27)演じる自閉スペクトラム症の弟のために生きる真面目で優しい市役所職員・小森洸人。2人で暮らす兄弟が佐藤大空(たすく、5)演じる謎の男の子「ライオン」と出会い、ある事件に巻き込まれていくオリジナルのサスペンス。
8日に放送された第5話では、天音(尾崎匠海)が新宿のキャバクラで働いている愛生(尾野真千子)の隠し撮りに成功。翌朝、愛生の事情を知りたい洸人(柳楽優弥)は楓に連絡を取る。山梨県警の高田(柿澤勇人)も記事を頼りに新宿のキャバクラを訪ね、愛生を追うことに。そんな中、突如洸人のスマホに愛生から「会いたい」とメッセージが届く。洸人は愛生の事情が分からない状況でライオンと会わせるべきか迷うが、母親に会いたがっているライオンの様子を見て、美路人とライオンと3人で指定された場所まで会いに行くことを決意する――という展開。
松本氏は「(第5話)放送後、素敵な反響を頂いた洸人の“なんなんだよ、疲れるな”の台詞には、私も監督もものすごい思い入れがありました。たった一言ボソッと言う言葉ですが、その台詞に“弟への慈愛”“ライオンへの父性の目覚め”“2人の関係の成長に対する安堵”そしてルーティンから外れ新しい景色を見ることを決めたことで感じる“物理的な体力消耗”“精神の揺らぎ”みたいな、洸人が今抱える全感情を入れたいと思いました。脚本打ち合わせでは、その感情を全て込めて一言吐き出すならどういう台詞がいいのか、なかなかしっくりくるものが最初は見つからず、煮詰まり、そこだけで30分くらいみんなで考えたと思います。この時くらいからこのチームの本打ちでは、考えが煮詰まった時は、みんなでしっくりくる言葉が見つかるまで、脚本家チームと監督とPで大喜利大会をするようになりました。みんなでどんどん出し合い、最終的にしっくりきたのがこれでした」と、この一言に込めた思いを告白。「その込められた意味や想いを全て汲み取って吐き出した柳楽さんのお芝居は本当にその場所に生きる洸人でしたし、感動の鳥肌でした。そのシーンを皆様がお気に入りのシーンと言って感想を多く寄せてくださり心から嬉しかったです!」と、反響への感謝を伝えた。
注目の第6話については「“怖い、来る、お願いライオンをママと会わせてあげて!”と願った5話の結末の続きから始まり、なぜあの悲劇が起きたのか、美央(齋藤飛鳥)が起こした行動の理由、そしてライオン(佐藤大空)が小森家に来ることになったあの日からのすべての真相が見えてくる回です」と説明。「また洸人(柳楽優弥)、美路人(坂東龍汰)、ライオンの絆を再確認する回でもあります。ライオンくんファンの皆様には、ライオンの今の姿をしっかり目に焼き付けてほしいです。その理由はこの話の後半で明かされます!」と期待を込めた。