FCダラス所属でMLSオールスターのメンバーにも選ばれたパエス。(C)Getty Images

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 現地時間11月15日、北中米ワールドカップ・アジア最終予選で、日本とインドネシアがジャカルタで対戦する。

 森保ジャパンがここまで4試合で3勝1分に対し、韓国人のシン・テヨン監督が率いるインドネシアは3分1敗。未勝利ではあるものの、サウジアラビア、オーストラリアから勝点を掴んでおり、決して侮れない相手だ。

 インドネシアの選手たちは「日本相手にもやれる」と鼻息を荒げているであろうなか、守護神のマールテン・パエスが、自信を深めている理由が興味深い。

 韓国メディア『Sports Khan』が「インドネシアのGK、日本戦に自信のワケ」と題した記事を掲載。「インドネシアは最近、オランダ出身の帰化選手が相次いでメンバー入りし、戦力が上がり続けている。まだ組織力は完全ではないが、個々の能力が高く、ヨーロッパ出身の選手の加入でフィジカル面でも大きな強みがある。さらに彼らは大舞台での経験も多く、強豪を相手にしてもあまり怖がらないのも強みだ」と前置きしたうえで、こう伝えている。
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「MLS最高のGKの1人として評価されているマールテン・パエスは、自分のキャリアに誇りを持っている。FCダラス所属で2024年のMLSオールスターメンバーに名を連ねた彼は、NECユース出身で、ユトレヒトでプレーし、オランダU-19、U-20、U-21代表にも選ばれた。

 今年8月にインドネシアに帰化したなか、日本戦を前に自信を見せ、13日の記者会見で『リオネル・メッシとプレーした経験があるから、それほど緊張していない』と語った。インテル・マイアミに在籍するレジェンドとの対戦経験が大きな財産となったようだ」

『Sports Khan』は「オランダリーグと同国の世代別代表チームでも活躍したパエスは、恐怖の代わりに自信を持って初勝利に挑戦する」と締め括ったが、森保ジャパンはアメリカで声価を高める26歳の守護神相手にゴールを奪い、恐怖を与えられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部