MetaがSNS・Threadsで2025年初頭から広告表示を開始
2023年7月からサービスインしたMetaによるSNS「Threads」で、2025年初頭から広告の表示が始まる予定になっていることがわかりました。
Meta to Launch Ads on Threads in Early 2025 - The Information
https://www.theinformation.com/articles/meta-to-launch-ads-on-threads-in-early-2025
https://www.engadget.com/social-media/meta-will-reportedly-bring-ads-to-threads-as-soon-as-january-183044211.html
Meta to introduce ads on Threads in early 2025, the Information reports | Reuters
https://www.reuters.com/technology/meta-introduce-ads-threads-early-2025-information-reports-2024-11-13/
Meta to Add Ads to Threads in Early 2025
https://www.thewrap.com/meta-threads-ads-2025/
2022年11月にイーロン・マスク氏がTwitter(現X)を買収すると、マスク氏による「改革」に不安を抱いたユーザーの一部が離脱する動きが発生。「Mastodon」のアクティブユーザー数が増加したほか、2023年3月にiOSアプリ、続いて4月にAndroidアプリが登場した「Bluesky」もかつてのTwitterに似ているとして人気を集めました。
そして2023年7月に満を持してリリースされたのが、Metaによる短文投稿SNSのThreadsです。MetaがFacebookやInstagramを運営しているという実績もあって、リリースから1日で新規登録者数は3000万人に上りました。
TwitterライクなMetaのSNS「Threads」の新規登録者数が1日で3000万人を突破 - GIGAZINE
Metaの2024年第3四半期決算発表によると、Threadsの月間アクティブユーザー数は約2億7500万人で、なおも月間ユーザー数は100万人ずつ増加しているそうです。
ニュースサイトのThe Informationによると、Metaは2025年初頭からThreadsに広告の掲載を開始する方針で、Instagramの広告部門内のチームが計画を進めているとのこと。
ロイターによると、Metaの広告担当者は「我々の優先事項は、何よりも消費者価値の構築にあるため、現在のThreadsには広告や収益化機能はありません」と述べたそうです。
CFO(最高財務責任者)のスーザン・リー氏も、Threadsからの広告収入が意味のある推進力になることは考えていないと述べており、長期的目線で取り組むものになるようです。