【独自】生後5か月の息子が延髄損傷で死亡 傷害致死容疑で父親を逮捕 容疑を否認「夜泣きをはやく泣き止ませようと、つい下へ落としてしまった」

今年1月、大阪府内の自宅マンションで、生後5か月の息子に暴行を加えて死亡させたとして、父親が逮捕されました。

傷害致死の疑いで逮捕されたのは、大阪府の無職、中川龍次容疑者（40）です。

警察によりますと、中川容疑者は、今年1月2日の未明、大阪府内の集合住宅の一室で、当時生後5か月だった男の子になんらかの暴行を加え、死亡させた疑いがもたれています。

司法解剖の結果、男の子は硬膜下血腫などが起きて、延髄損傷によって死亡したということです。警察は、複数の医師に意見を聞くなどして、事件・事故の両面で慎重に捜査を進めていました。

当時、任意の聴取に対して「抱っこしてあやしても泣きやまず、イライラして投げ落とした」などと話していたということです。

いっぽう逮捕後の取り調べに対し、中川容疑者は、「夜泣きをはやく泣き止ませようと焦り、つい、下へ落としてしまった。」と容疑を否認しているということです。