AirTag、海外旅行の必須アイテムになりそう。ロストバゲージ対策として強力に

2024年11月13日 11時30分

AirTagなしで荷物を預けるなんて考えられない。なんて日がやってきそう。

Apple（アップル）はパブリックベータ版のiOS18.2 で、AirTagの位置情報を他の人と共有できる機能（Share Item Location）を発表しました。この新機能が力を発揮するのは海外旅行、最悪のトラブル時に助けてくれるかもしれません。

AirTagがロストバゲージの悪夢から救ってくれる救世主に

前日から荷造りに夜更かしして、たくさんの荷物を抱えて空港へ。ウキウキワクワクして乗り込む飛行機、長距離フライトから解放されてルンルン気分をぶちこわす最悪のトラブル、預けた手荷物が行方不明に。そう、ロストバゲージです。

ロストバゲージした荷物がどこに行ったのか、いつ返ってくるのか…荷物の代わりにそんな心配を抱えながら過ごす海外旅行はとても憂鬱。新機能Share Item Locationは、所持品を紛失してしまったとしても旅を少しでも心地よく過ごせるようにするものです。

航空会社と位置情報を連携できる

今までもあったAirTagに新しく加わったのは「探す」の位置情報を航空会社と連携できる機能。万一旅先でロストバゲージに遭っても、AirTagで追跡＋航空会社と連携することで迅速な発見につながります。

そして無事ユーザーの手元に荷物が戻るとすぐにその位置情報は無効になるのでセキュリティも万全。もちろん所有者がいつでも共有を停止することもでき、停止しなくても7日後に自動でリンクは期限切れになってくれます。

ただ共有できるだけでなく、正式に世界的な航空会社と提携までしちゃうところがAppleがクールなところ。公式な提携なのでもしも戻ってこなかった場合の「保険」としての機能も期待できそう。

提携航空会社は18社、予定通り目的地に到着しない1％を撲滅するために

記事公開（2024年11月12日）時点で提携が発表されているのは、

エアリンガス
エア・カナダ
ニュージーランド航空
オーストリア航空
ブリティッシュ・エアウェイズ
ブリュッセル航空
デルタ航空
ユーロウィングス
イベリア航空
KLMオランダ航空
ルフトハンザ
カンタス航空
シンガポール航空
スイスインターナショナルエアラインズ
ターキッシュエアラインズ
ユナイテッド航空
ヴァージンアトランティック航空
ブエリング航空