レーカーズの選手たちと記念撮影を行うドジャースの選手たち（ロサンゼルス・ドジャース提供）

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　ワールドシリーズを制覇したドジャースの選手たちが８日（日本時間９日）、ロサンゼルスで行われたＮＢＡのレーカーズ−７６ｅｒｓ戦でファンに世界一を報告した。フレディ・フリーマン内野手は長男のチャーリー君を連れ添い、スター選手との対面ではガチガチに緊張する様子も見受けられた。

　バックヤードで対面したのは、今年のパリ五輪米国代表で旗手も務めたレブロン・ジェームス。父の前で緊張の面持ちを浮かべるチャーリー君は、「調子はどうだい？」と聞かれて小さくうなずいた。するとジェームスは「良さそうに見えるね」と優しく語りかけ、この様子にフリーマンは爆笑。「おめでとう」と言いながらフラーティ、グラテロルらと握手したＮＢＡのスターは華麗にステップを踏んでコートへと向かった。

　試合前にはベッツ、テイラーら５人が場内の大型ビジョンに「ワールドチャンピオン２４」と紹介され、大歓声に迎えられてトロフィーを持って入場。ヤンキースを下して世界一になった試合後に喜ぶ選手の様子や、試合後のシャンパンファイトの映像が流され、フリーマンらが場内の声援に手をふって応えた。中央で記念撮影した後は、ジェームスがベッツを抱擁するなどして祝福した。

　レーカーズのホームアリーナでは、ワールドシリーズ中もドジャースの試合結果を大型ビジョンで紹介するなど、同じロサンゼルスを本拠地とするプロスポーツチームとして共闘していた。