日本ハムが柿木蓮投手ら4選手に戦力外通告と発表 大阪桐蔭春夏連覇の根尾世代のエース 22年オフの育成契約時以来2度目
日本ハムは28日、千葉県鎌ケ谷市の球団施設で宮内春輝投手(28)、北浦竜次投手(24)、育成選手の斉藤伸治投手(26)、柿木蓮投手(24)の4選手に対し、来季の契約を結ばないことを通達したと発表した。宮内と北浦は育成契約を打診されたもよう。
柿木は2018年に根尾(中日)らとともに甲子園を春夏連覇した大阪桐蔭の背番号1をつけたエースで、同年ドラフト5位で日本ハムに入団。22年に4試合に登板したが、同年オフに戦力外通告を受け、育成契約を結んだ。
宮内は多古−明星大から日本製紙石巻へ進み、2022年ドラフト6位で日本ハムに入団。1年目の昨季は15試合に登板し1勝を挙げた。昨年オフに育成契約となり12月に左膝前十字靱帯の再建手術を受けた。今年7月に支配下に復帰したが、今季1軍登板はなかった。
北浦は白鴎大足利から2017年ドラフト5位で入団。今季12試合に登板し2勝1敗、4ホールドだった。
斉藤は習志野−東京情報大から2020年育成ドラフト2位で入団。1軍登板はなかった。
柿木は「悔しい気持ちはありますけど、覚悟はしていました。結果が出ない時期でも6年間育ててもらい、ファイターズの皆様とファンの皆様に感謝したいです。野球を続けたいと思っています」と現役続行を希望した。北浦、斉藤も現役続行を希望し、宮内は「少し時間をかけて考えたいと思います」とした。