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警察庁は先週、「闇バイト」に応募し、脅されて犯罪に加担しようとする人に向けた異例の動画を公開し、脅された人は警察が確実に保護すると呼びかけました。その後、実際に脅迫を受けていた人がこのニュースを知って警察相談し、保護されていたことがわかりました。

警察庁によりますと、ことし8月以降、東京都や神奈川県、埼玉県、千葉県で発生した強盗事件などでは、「闇バイト」に応募した実行役が犯行に及ぶケースが相次いでいます。

指示役に個人情報を送ってしまったため脅されている人も多く、警察庁は「脅迫が理由であっても強盗は凶悪な犯罪」「勇気を持って抜け出しすぐに警察相談すれば、あなたや家族を確実に保護する」などと呼びかける動画を公開していました。

この動画を公開した後、実際に闇バイトに応募して個人情報を送ってしまい、犯罪の実行を指示されて拒否したところ脅迫されていたという人が23日、警察相談を寄せ、保護されたということです。

このほかにも2件、動画の公開以降、犯罪に加担しそうになっていた人を適切に保護した事例があったということです。