メッツ戦の4回、右翼フェンス直撃の安打を放つ大谷(提供・共同通信社)

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 「ナ・リーグ・優勝決定シリーズ、ドジャース9−0メッツ」(13日、ロサンゼルス)

 ドジャースが快勝で初戦を制した。大谷翔平選手は4打数2安打1打点。試合後、「ゲーム運びが素晴らしかった」と語った。

 二回には1死二塁の好機で、大谷がメッツ・千賀滉大投手の変化球を捉えて右前適時打。2死後に二盗を試みるもスタートで足を滑らせて失敗。勢い余ってスライディングも大きくオーバーし、タッチアウト。ユニホームは前も後ろも泥だらけになり、大の字になるような格好で、最後は天を仰いだ。7月22日以来の盗塁死で、シーズンから続いた連続盗塁成功記録は36で止まった。

 遊撃手リンドアが大谷にタッチ。2度目の優しいタッチでヘルメットが脱げると、リンドアは即座に拾い上げ、ひっくり返ったような格好になった大谷に手渡した。MVPを大谷と争うと目されるリンドアの紳士的な対応を、MLBの公式インスタグラムも取り上げていた。