「首を虫に噛まれ未だ痺れ…」横尾将臣氏、ゴミ屋敷の壮絶現場を語る。

「クセの強いゴミ屋敷！Gも大量発生！気合いで乗り切った現場です！」と題した動画で、代表取締役社長の横尾将臣氏が自身のYouTubeチャンネルにて公開した。横尾氏は、この動画でゴミ屋敷の壮絶な片付け作業について詳しく語っている。

7月28日に撮影されたこの動画では、前日27日に行われたゴミ屋敷の片付け作業の体験を振り返った。横尾氏は、3階建ての建物でエレベーターもなく、階段を利用した作業が「本当に大変な現場でした」と述べ、さらに「物の量もすごかったんですが、虫がね半端なくて正直ですね、首を虫に噛まれて未だに痺れてます」と現場の過酷さを表現した。

現場の住人は高齢の男性で、包括支援センターが対応しているという。横尾氏は、住居が特殊な状況で「下を這って奥の部屋に行って、地震などで通路が塞がってしまったら助からないですよね」と危険性を強調しながらも、施設への入所が決まったことを「本当に良かった」と感じたという。

また、片付けながらその家の住人の想いにも触れ、「俺はもうここが最高やから、ここでずっと暮らしたい」という施設に行きたくなかった住人の思いを知りつつ、「ゴミの中で亡くなっている人をたくさん見てますから、お客様は恵まれた環境です」と、サポートの重要性を語った。

動画の最後には、「物が多いっていうのは、環境がすごく悪くなって、衛生的に悪くなってしまう。できるだけ地域で孤立した状態の方を少なくしていくということを進めていかなければ」と、地域への呼びかけで締めくくっている。