子どもにどのタイミングでスマホを与えるか、というのは親なら誰でもぶち当たる問題ではないでしょうか。

私はできる限りスマホを与えるのは遅くしたい派です。子どもをターゲットにしたweb犯罪は増加の一途をたどっているし、スマホが子どもの脳に与える影響はまだ明確にわかっていません。

それに、我が子のスクリーンタイムを見ている限り、コントロールするのが難しそう。

でも、今まで使っていたMyFirstFoneの調子が悪くなってきたから何か買わないと……。

そこで色々と考えた挙句、Apple Watch SE第二世代(GPS+Cellularモデル)を見守りアイテムとして使うことに。

使い始めて数日ですが、とても満足しているんです。

デザイン、機能、価格良し

Photo:中川真知子

Apple Watch SE第二世代(GPS+Cellularモデル)を選んだ理由は、私が求めている機能が全て入っている上に、安価だから。

私のニーズを箇条書きにしますね。

GPS音声や文字のやり取りスマホ不要ある程度乱暴に扱っても壊れないタフさ子どもが自ら使ってくれるデザイン財布を圧迫しない通信費

私は色々な見守りアイテムを子どもに使ってもらいました。どれも優秀だと思っているし、不満があったわけではありません。

新学期前にゲットしておきたい「見守りGPS」を3タイプ解説

ただ、成長に合わせてニーズが変わってきます。親の手を離れて行動範囲が広がれば、GPSに特化したものでは足りなくなりますし、デザインが子どもっぽいとつけてくれなくなります。

友達がスマホで連絡を取るようになれば、それに対応できる機能も必要になります。

私はUQモバイルユーザーなのでauを契約しました。

Photo:中川真知子

ウォッチナンバーのプランは350円/月。月間のデータ容量は250MBなので十分。ちなみに、ショップでの申し込みと契約手数料が必要です。

楽天モバイルはオンラインで契約できる手軽さがありますが、Apple Watchファミリー共有は1078円/月なので、長期で使うことを想定しているならauの方が割安感があるかもしれません。

Appleも見守りアイテムとして推薦している

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Apple Watch SEのページを開くと、アピールポイントのひとつに「子どもの見守り」が出てきます。

親のファミリーアカウントで管理すれば子どもがスマホを持つ必要はありません。Cellularモデルは電話番号を発行すればGPSとしても独立したコミュニケーションツールとしても使えます。

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FindMeで居場所を確認できるし、親子でロケーションシェアもできる

それに子どもが使っても安全な制限がいくつも用意されています。

腕につけるからスマホのように落としたり忘れたりすることもないし、耐水性もあるから、水遊びにも対応可。

緊急SOS機能もついているし、Apple Watchユーザー同士ならトランシーバーのように通話もできます。

便利だけどコネクションの定期的な確認は必要

FindMeで居場所を確認できるし、スクールタイムも設定可能。電話もかけられるしメッセージも送れるし、かなり快適だと思っています。

でも、先日問題が発生しました。

Apple Watchの電源は入ったし、GPSやCellularをオフにしたわけでもないのに、「電源が入っていない」ことになっていたんです。

場所はずっと自宅を表示したまま。電話をかけても「おかけになった電話番号は〜」のアナウンスが流れるだけ。テキストメッセージも届かない。

普段とても頼もしく思っているからこそ、アクシデントに驚き焦りました。

息子が遊びに行った方角の友人に連絡して確認してもらいました。幸い、近所で遊んでいたのを見つけてもらえたのでホッと胸を撫で下ろしました。

その経験を教訓に、子どもが出かける前は必ず通信状態とスマホとの接続状態を確認するようにしています。

Apple Watchは長く使えるし、頻繁に買い変える必要がありません。中古市場価格も下がりにくいから必要なくなったら下取りに出せばいいのも嬉しい。

小学校高学年の子どもに買い与えるアイテムとしては、かなり良いチョイスをしたのではないかと思っていますよ。

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