フィギュアスケートの2024〜25年シーズンに向け、日本の有力選手が30日、東京都内で記者会見し、女子で世界選手権3連覇中の坂本花織(シスメックス)は、「五輪シーズンに向けて、つながるシーズンにしたい」と意気込みを示した。

 今季は26年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季五輪のプレシーズンとなる。

 ジャンプの構成を大きく変えるという坂本は「今季は自分を知る機会が増える。何ができて、何ができなかったかを知って次に生かしたい」と冷静に見据えた。

 男子の鍵山優真(オリエンタルバイオ)は、世界選手権覇者のイリア・マリニン(米国)の名前を挙げ、「昨季は差を意識する部分がたくさんあった。少しでも追い抜くようなパフォーマンスができるように」と闘志を燃やした。