松山ケンイチ(2023年撮影)

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27日に最終回が放送されたNHK連続テレビ小説「虎に翼」に出演していた、松山ケンイチ(39)が29日、Xで「出演はしていたけども、思う所があり、観ていませんでした」と告白後、作品を視聴し、感想を連続で投稿し続けている。それに対し、芸能界からも反応の声が出ている。

松山は「最終回が無事終わった事もあり、沙莉ちゃんに見てくださいと言われていたのでここに見た証として感想を乗っけながら最終回まで見ます。朝ドラ一気見何日かかるのか。行ってきます」と、佐田寅子を演じた主演の伊藤沙莉(30)から視聴をリクエストされたと明かした。松山は劇中で、寅子に先輩にあたる最高裁長官の桂場等一郎役を演じている。

松山は、まず第1話の感想を投稿。「虎に翼第1回視聴 ずっと勇気をもらっていた米津さんの曲。オープニングの印象的な絵。寅ちゃん癖強。お兄ちゃんも癖強。弟夜のシーン絶対リアルで寝てたな。お父さん、お母さんほんとお見合い困っただろうな。藤森さんが写真の中はチャラかった。」とつづった。

投稿から一夜明けた30日には「おはようございます。新しい朝ドラ始まりましたね。再開します。」と、橋本環奈(25)主演の「おむすび」(月〜土曜午前8時)が始まったことを紹介しつつ「虎に翼」の視聴を再開すると報告。同日午前9時段階で第12回まで視聴し「岸田の目。嫌な感じの表現凄いな カフェのマスターかっこいい。女子部のCM下手くそ! 中川家のTikTokで見たことあるぞ。梅子さんだけなにかがはみ出てる感じで笑える。花江は砂糖が足りない? 記者の再会時のナレーション、テンション変わったな。法廷劇の梅子さんヤバい 小橋!」とつづった。

松山の投稿には、Netflixシリーズ「地面師たち」を手がけた大根仁監督(55)が反応。「漏れなく虎翼ロスの自分ですが、このタイミングで我らが桂場=松ケンが放送中は観ていなかったと告白、これから観ると宣言して、毎話ずつ感想をポストするという虎翼ファンにとって最高のデザートが始まりました」と喜んだ。

松山が視聴していなかった理由として挙げた「思う所」については「思うところは、桂場として、寅子をはじめとする法曹を目指す女性たちとの関係性・距離を考慮したのだと邪推します。しかし、このまま全130話の感想をポストしたらほんともう一生松ケンについていくよオレは。」と、松山が桂場を演じた際に寅子らとの一定の距離感を構築、維持するために、あえて撮影、放送中は視聴しなかったのでは? と類推した。