ジェームズ・マカヴォイ

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 「X-MEN」シリーズのプロフェッサー役などで知られる俳優ジェームズ・マカヴォイ(45)が、「ハリー・ポッター」シリーズのオファーを受けていたことが分かった。駆け出しの時に『ハリー・ポッターと賢者の石』で、のちにヴォルデモート卿となるトム・リドル役のオーディションを受けたものの、最終的に映画に登場する保証がなかったため、オファーを受けなかったそうだ。

【写真】「ハリー・ポッター」シリーズのワンシーン

 ポッドキャスト番組 『ハッピー・サッド・コンフューズド』に出演したジェームズは語った。「一番最初の映画だったよ。たしか…トム・リドルだったかな?でも、彼が出てくるのは...フラッシュバックみたいなシーンだったかな。僕のキャリアが始まったばかりの頃だった」

 「オーディションを受けたんだけど、彼らは僕を拘束しておきたかったんだ。オファーが来た。ある意味クレイジーだったね、僕はほとんど仕事をしたことがなかったから。僕と、たぶん他の10人くらいの俳優かな、そんな感じだったと思うんだけど、彼らは僕らを拘束して、後で選ぶことができるようにしておきたかったんだ」

 それは「本当に奇妙的」なオファーだったそうで「当時の僕にとっては大金だったよ。4万ポンド(約740万円)とかそんな感じだった。ほとんど仕事をせずにだよ」と振り返る。

 ただ、そのオファーを受けることにより「7カ月間仕事ができない」ことから、自身のエージェントからそのオファーを受けないようにアドバイスされ、代わりに、ギャラの少ない舞台作に出演したそうだ。

 「彼女(エージェント)は他のことをやろうという感じで、結局、同性愛嫌悪の男性からブーイングを浴びる芝居をやることになった。週給275ポンド(約5万円)だったと思う。でも、それが僕を作り上げる一部となり、実際に演技の仕事をすることになったんだ。実際に学び、実践したんだよ」

(BANG Media International/よろず~ニュース)