新築マンションの価格は一般消費者にとっては”買えない”価格へ近づいている ※画像はイメージです(jikoman/stock.adobe.com)

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スタイルアクト株式会社(東京都中央区)は、同社が運営する不動産情報サイト『住まいサーフィン』にて、「第66回マンション購入に対する意識調査」の結果を発表しました。同調査によると、約7割の人が「購入を諦めるほど高い」「ためらうほど高い」と回答しました。

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調査は、同サイトの登録会員31万人のうち、 直近3ヵ月間に新築マンションの販売センターに行った経験がある人を対象として2024年7月にインターネットで実施され、188件の有効回答を得たといいます。

まず、新築マンションの「購入希望価格」を調べたところ、全体の46.3%が「7000万円以上」と回答し、特に東京23区内を検討している人では、「7000万円以上」が70.9%、「1億円以上」が37.2%となりました。

その一方で、現在の新築マンション価格に対して、「購入を諦めるほど高い」「購入をためらうほど高い」と答えた人は68.1%となっており、特に東京23区内を検討している人では75.6%に達し、現在のマンション価格は、一般消費者にとっては”買えない”価格に近づいていることがわかりました。

また、「10年後の価格」については、全体の52.7%が「今のマンション価格からさらに上がる」と予想しており、「30%以上価格が上がる」は12.2%、東京23区の検討者では18.6%と2割に迫っていることから、現在の価格は高いと感じながらも、マンションの価格高騰は今後も続いていくことを踏まえ、予算を増額し購入を検討している人が多いことがうかがえる結果となりました。