チョコザップ
 猛暑が続き、日本はすっかり夏。運動しなくちゃ……と思いながらも、ついつい億劫になってしまう季節です。そういうとき、近所に冷房の効いたジムがあれば、重い腰も少しは上げやすいというもの。その選択肢として今いちばん挙がるのが、RIZAPグループが2022年から始めた「chocoZAP(チョコザップ)」ではないでしょうか。

 月額3,278円(税込み)で全店舗24時間通い放題(※1)というリーズナブルさに加え、エステやネイル、さらにはカラオケやランドリーまで備えている店舗もあるということで、チョコザップが気になっているという読者も多いのではないでしょうか。

 一方で、「チョコザップ」でGoogle検索をしようとすると、検索ワード欄に「ひどい」と出てきたり、Googleマップのクチコミ欄には「マシンが故障したまま、なかなか修理されない」「除菌グッズが切れているのになかなか補充されない」「掃除されていないのかホコリが目立つ」「サポートがつながらない」といった気がかりな投稿も少なくありません。

 そこで、チョコザップって安心して使えるの?という疑問を、RIZAPグループ株式会社 広報IR本部 広報部の小林拓輝さんに直接ぶつけてみました。

◆ちょっとした時間つぶしにも最適。ハードルの低い「コンビニジム」を目指す

 チョコザップといえば、店舗を街中で見る機会がここのところ増えましたが、それもそのはず、24年5月には全国で1500店舗に到達。さらには、「26年の3月末までに2800店舗、27年の3月末までに3800店舗を目指していて、ゆくゆくは10000店舗以上にしようと考えています」(小林さん、以下「」内同じ)というから驚きです。

「会員数は120万人を突破しましたが、そのおよそ6割がチョコザップ店舗の1km圏内に居住されていて、2km圏内だと8割以上。そのため、我々がまだサービスを届けられていないエリアはまだまだ多く、出店余地は十分にあるという考えです」

 まさにコンビニのように身近なジム。そして全店使い放題だからこそ“友だちと会うまでに時間があるから、駅の近くのチョコザップで時間をつぶそう”といった使い方も可能だそうです。実際に複数店舗を利用するユーザーは多いのだそう。

「ジムとして利用される方がやはり一番多いですが、プラスアルファとして他のサービスを利用される方も多いですね。カラオケ目的で来たけど、ついでにマシーンで運動していこうといった形も」

◆カラオケは大好評で、利用できる店舗の拡大を急いでいるとか

 チョコザップが展開しているサービスには、セルフ脱毛、セルフホワイトニング、マッサージチェア、ドリンクバーにゴルフ、セルフフォトなども……。(※2)これは確かに時間つぶしにもうってつけ。とくに24年3月から導入したカラオケは大好評だそうで、利用できる店舗の拡大を急いでいるとか。

 ジムにせよほかのサービスにせよ、“ガチ勢”向けというよりは初心者に向けたものであるということもポイントです。

「ジムだけで見ても、初心者や未経験の方を主なターゲットにしていて、運動上級者の方には逆に物足りないような設備かと思います。でも初心者の方からすると簡単で使いやすいものをご用意していまして、“ハードルの低さ”というのはずっと目指しているところです。

 エステ系のサービスも、こだわりのある方向けというより、たとえば専門店に行くほどではない方だったり、いままであまり利用したことがなかった方が主なターゲットになっています。チョコザップでは追加料金なしですべてご利用いただけるので、『試しに使ってみるか』というエントリー層も多い印象ですね」

 男女比も、24時間ジムの多くは男性会員が圧倒的に多いのに対し、チョコザップは「ほぼ半々で、ほんのちょっとだけ女性が多い割合」ということで、女性にも通いやすい環境ですね。