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総合格闘技イベント「Yogibo presents 超RIZIN.3(スーパーライジン3)」は28日、さいたまスーパーアリーナにて開催。
本大会唯一となる「女子MMAルール」で行われた第4試合は、RENAが2ラウンド4分18秒TKOによりケイト・ロータスを下した。

■「下からの追い上げが怖かった」

自身が対戦カード発表時に「どえらいべっぴんさん」と評した「DEEP JEWELS」の刺客ケイト・ロータスを、ツヨカワ女王RENAが返り討ちにした。
序盤、身長差8センチの長身ケイトが遠めからの前蹴りで打撃を稼ぐも、RENAは打たせて応戦する冷静な試合運び。両者一歩も下がらずスタンドの攻防が続いたが、第2ラウンドで仕掛けたのはRENA。距離を縮め、首相撲から重いフックを打ち込む。
ケイトのスタミナが消耗し動きが鈍り始めたところ、コーナー際ではRENAが強烈な打撃のラッシュ。ケイトが防戦一方になると第2ラウンド残り42秒、レフェリーが試合をストップしRENAの勝利が確定した。
試合後、RENAは「ケイト選手、ありがとうございました。下からの追い上げがほぼ初めてだったので怖かったです」と本音をポロリ。
続けて「勝ったから言えって言われたので、榊原さん私にもチャンスをください。この大歓声のなかで、大満員のなかでやらせてください!」と名前は伏せたが、戦前にSNSでRENAを批判したRIZIN女子スーパーアトム級王者・伊澤星花を意識するかのようなメッセージを残した。
RENAは韓国のシン・ユリを判定で下した2024年3月「RIZIN LANDMARK 9」に続くRIZIN2連勝、MMA通算20戦15勝5敗とした。
同大会は「ABEMA PPV」にて全試合生中継されている。

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