ついに引退へ。

2027年を目途に500系の営業運転を終了

 JR西日本は2024年7月24日(水)、最新のN700S新幹線を追加投入し、2027年を目途に500系新幹線の営業運転を終了すると発表しました。


500系新幹線(画像:写真AC)。

 同社は、東海道・山陽新幹線用のN700S(16両編成)を、2026年度から2028年度にかけて10編成投入する予定。これに伴い、「のぞみ」などで運用していた既存のN700系を16両編成から8両編成に改造し、山陽新幹線に投入するとしています。
 
 500系は、1997年3月22日のダイヤで営業運転を開始。当時の国内最速となる300km/h運転を実現しました。2008年以降は、16両編成から8両に短縮され、山陽新幹線内の「こだま」として使用されています。
 
 500系は9編成が製造され、既に廃車となった車両もありますが、いよいよ全車が引退することになります。