オシムヘン、R・レオン、マガリャンイス、今夏はヨロ 実力者を巧みに売却するリールのスカウティング力が凄い
先日、今夏の移籍市場でも注目の逸材となっていたリールDFレニー・ヨロのマンチェスター・ユナイテッド移籍が決まった。
マンUが18歳のヨロ獲得に投じた移籍金は6200万ユーロとされており、10代のプレイヤーに対してかなり高額な移籍金だ。
これはリールにとっても理想の動きだろう。リールは若手を育て、それをビッグクラブへ高値で売却するモデルを継続してきた。スペイン『SPORT』によれば、ここ15年でリールは選手売却で5億ユーロの移籍金を引き出している。
他にも2019年にはFWラファエル・レオンをミランへ(4950万ユーロ)、2022年にDFスフェン・ボットマンをニューカッスルへ(3700万ユーロ)、同年にMFアマドゥ・オナナをエヴァートンへ(3500万ユーロ)、昨年にはMFカルロス・バレバをブライトンへ(2700万ユーロ)、2020年にDFガブリエウ・マガリャンイスをアーセナルへ(2600万ユーロ)と、特に近年は優秀な選手を巧みに売却している。それだけ若手の才能を見抜くリールの目利きが優れている証とも言える。
18歳のヨロはその中でも特に若い選手となるが、果たしてプレミアリーグで成功できるのか。移籍金が高額なため、大きな期待がかかってくるのは間違いないだろう。