ふるさと納税制度をテーマにした、舞台『のうぜい合戦』の上演が決定 小出恵介、細貝圭、田淵累生ら出演
2024年10月～11月、東京・大阪・愛知・神奈川にて、舞台『のうぜい合戦』が上演されることが決定した。
本作は、ミュージカル『ヘタリア』シリーズや、舞台『文豪とアルケミスト』シリーズなど人気マンガやアニメ原作の舞台化、昨今では「社会問題×エンタメ」をテーマにした映画『君たちはまだ長いトンネルの中』等の監督を務めるなるせゆうせいが手掛ける、“ふるさと納税制度”をテーマにした完全オリジナル新作舞台作品。
昨今、広告でもよく見かける「ふるさと納税」。「返礼品がすごい」「節税にも良い」などと謳い文句が先行しているが、果たしてそれは本当に「地方活性化」につながっているのか……。「ふるさと納税」によって恩恵を受ける自治体や産業がある一方で、逆に困る人たちや自治体も存在するのも事実。今回はその制度の功罪を風刺する劇薬ブラックコメディ作品として全4都市で上演する。
出演者には舞台『ジャック・モーメント』、映画『銀平町シネマブース』など数々の作品で活躍中の小出恵介、舞台以外でもゲーム＆TVアニメ『あんさんぶるスターズ！』（アフレコ）やドラマ＆映画『ウルトラマントリガー』など多方面で活躍中の細貝圭、舞台『灼熱カバディ』の主演や、舞台『文豪ストレイドッグス』、舞台『刀剣乱舞』等の人気作品に出演しする田淵累生、元宝塚歌劇団の男役スターで、朗読劇『ラストダンスは私に～岩谷時子物語～』や映画『まくをおろすな! 』等、様々なジャンルに出演している緒月遠麻（Wキャスト）、NHK朝ドラ『虎に翼』、舞台『ダルマ』や『歌舞伎町シャーロック』等の話題作に出演し活躍する古畑奈和、東海地方方面を中心に活躍中のグループBOYS AND MENのメンバーの田村侑久（Wキャスト）、ハイパープロジェクション演劇『ハイキュー』や舞台『刀剣乱舞』といった数々の人気作品に出演する小坂涼太郎（Wキャスト）、30-DELUXの人気メンバーで、舞台『SHAKES2024～それは夢、だが人生～』や映画『まくをおろすな！』等マルチに活躍中の村瀬文宣（Wキャスト）、元MADEのメンバーで、現在は舞台『イケメン戦国 THE STAGE』や絶対青春合唱コメディ『SING!!!』などの舞台作品で活躍中の稲葉光（Wキャスト）、舞台『けものフレンズ2～ゆきふるよるのけものたち～』や映画『君たちはまだ長いトンネルの中』等の話題作で活躍中のあまりかなり、舞台『ハマヨンズの冒険』や音楽劇『Zip&Candy』などで活躍中の服部ひろとし。
そして脇を固めるのは、ロックバンド「子供ばんど」のボーカル兼ギターとして一世を風靡し、役者としてもNHK大河ドラマ『義経』などのテレビドラマ・映画に出演し続けるうじきつよし（Wキャスト）、ミュージカル『ラ・マンチャの男』など数々のグランドミュージカルの舞台で長きに渡り活躍中の大ベテラン俳優、石鍋多加史（Wキャスト）などといった、多方面で活躍中のキャストが決定。
各都市で変わる多数のダブルキャストによる出演も楽しみにしよう。
【あらすじ】
どこの地方も過疎化が止まらない昨今。
「身を切る改革」のフレーズで当選した本橋新市長の自治体も財政が破綻寸前の地方だった。
この衰退を止めるのは、「ふるさと納税」しかない!そう思った市長は、新設した「ふるさと納税」課の担当に、猪狩智也という人物を抜擢する。
猪狩は、かつて「ふるさと納税」で地方再生を成し遂げた再生のプロ。今日は、市内でふるさと納税を始めるべくお披露目会見の日。猪狩の大事な演説が始まろうとしてる寸前、かつて地方再生したはずの市民や、元同僚、施設に入った親父など、予期せぬ人々が集まってきて、事態は思わぬ方向へと転がっていく……。
果たして、大鉈をふったこの政策で、自治体の活性化が図れるのだろうか！？
