ツール・ド・フランス【写真:Getty Images】

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トタルエネルジーが盗難被害

 自転車の世界大会ツール・ド・フランスでトタルエネルジーがレース用自転車盗難被害に遭った。現地10日の第11ステージ終了後、11台が盗まれ、被害額は15万ユーロ(約2595万円)に上るという。英メディアが報じている。

 英専門誌「サイクリング・ウィークリー」は「ツール・ド・フランスで真夜中にホテルからチームのバイク11台が盗まれる」との見出しで記事を掲載。第9ステージを制したフランスのトタルエネルジーのバイク盗難被害に遭ったと伝えた。「犯人はまだ特定されていない」ようで、レースで実際に使用された自転車も含まれているという。

 記事では、チームの一員であるステフ・クラスが事件の翌日に英メディア「ロード・コード」に語った内容も紹介。「彼ら(犯人)は昨夜トラックに侵入した。側面のドアをこじ開けて11台のバイクを盗んだんだ。誰も物音は聞かなかった」とコメントしたという。UNO-X・プロサイクリングも同ホテルに宿泊していたが、同誌に「何も盗まれていない」と語ったという。

 英専門メディア「サイクリングニュース」も「15万ユーロ相当のバイクがトタルエネルジーのトラックから盗まれる」との見出しで記事を掲載。記事によると、メカニックの工具も盗まれていたようだ。現地11日に行われた第12ステージでは他チームからの支援を受けて出場したという。

(THE ANSWER編集部)