AIによる画像処理で暗闇の世界をフルカラーに彩るナイトビジョンゴーグル「AKASO Seemor」を試してみた
こちらは「かいサポ(お買いものサポーターチーム)」が編集・執筆した記事です。
夜間、暗くてよく見えない世界を、フルカラーで鮮やかに見てみたい。
夜行性動物の観察など、照明が使えない環境でもどかしい思いをしたことがある人なら、きっと欲しくなるに違いないガジェットが登場してきました。
machi-yaでプロジェクトを公開しているのは、AI-ISP技術を搭載した「AKASO Seemor」。AIによる画像処理で、暗闇の世界をフルカラーに彩ってくれるナイトビジョンゴーグルです。
わずかな光で鮮明な画像を映し出す
上の画像は、我が家の玄関先に植えてあるバラを撮影した様子。まるでレトロなデジカメで撮影したような色合いの写真になっています。
しかしこの画像、スマホのカメラアプリでレトロフィルターを施したわけではありません。
実は、「AKASO Seemor」で動画撮影中のスクリーンショットをそのまま無加工で切り出しただけの画像なのです。
画像を撮影したときの様子は、ご覧のとおり。隣家から漏れてくる明かりでオレンジ色のバラの花弁を認識することはできますが、雨で濡れた庭先は、ただ暗いだけの空間でした。
雨粒が線のように写っていないことから、スローシャッターでの撮影ではないということもお分かりいただけるでしょう。
1/1.79インチの大型CMOSセンサーを搭載し、低光量でも鮮明な映像を撮影できる「AKASO Seemor」は、AI-ISP技術によって色を補完。約99%の色再現率でリアルなカラー映像を映し出せるのです。
ちなみに、「AKASO Seemor」は防水仕様になっているので、安心して雨天撮影にも持ち出せます。
スマホアプリにリアルタイム転送
専用アプリ「AKASO Aura」をスマホにインストールし、「AKASO Seemor」とWi-Fi接続すれば、撮影の様子をスマホから遠隔視聴することも可能になります。
三脚にセットした「AKASO Seemor」を動物の通り道にセット、テントに隠れて撮影の様子をチェックしたり、スマホ側でスクリーンショットを押さえたり、活用の幅を大きく広げることができます。
フルカラーモードと赤外線モードの両対応
双眼鏡のように見える「AKASO Seemor」ですが、実は左右で搭載レンズが異なっています。上の画像、向かって右がフルカラー撮影用、左が赤外線撮影用で、用途に応じて切り替えることができます。
赤外線モードでは、IRフィルライトの調整が0から7の範囲で可能となっており、周囲の明度にも柔軟に対応。多彩な撮影を実現してくれます。
交換式バッテリーが+1個付属
「AKASO Seemor」のバッテリーは交換式。1個3200mAhのバッテリーがもう1個付属しています。
1個あたりの撮影可能時間は、フルカラーモードで最大4時間、赤外線モードで最大2時間となっているので、十分に実用的だと言えるでしょう。
もっと長時間の撮影をこなしたいという場合には、USB-C端子に外部バッテリーを繋いで、充電しながらの撮影にも対応できるので、準備次第で一晩中撮影を続けることも可能になっています。
アダプター用の台座も装備
三脚にセットするためのネジ穴は、天側と底側の両方に装備されていて、天側にはヘルメットアダプター用の台座も用意。使い勝手にもきちんと配慮されています。
ちなみに、重量は約500グラムしかありませんので、ヘルメットに装着してもそれほど負担感はないと思います。
夜間のアウトドアアクティビティやセキュリティ監視など、他にもいろいろな用途に利用可能な「AKASO Seemor」は、現在machi-yaでプロジェクトを公開中です。
気になる人は、有利なリターンが終了してしまう前に、お早めのチェックをお忘れなく!
>> AI-ISP技術搭載のAKASO Seemorで夜の世界をフルカラーで観察しよう
Photo: 田中宏和
Source: machi-ya